非常口マークの違い 知ってましたか?
2015年4月22日
非常口マーク
駅やビルなど様々な所で見かける“非常口マーク”
これは日本だけなのですが、2種類ある事をご存知でしたでしょうか。
白地ベース
非常口にたどり着くまでの通路・経路に設置されている。
つまりこれに従って進めば非常口へとたどり着ける。
「通路誘導灯」とも呼ばれている。
白地ベースな理由としては、停電の際「照明としての役割」も担うことが期待されているため。
緑地ベース
非常口のある場所、または非常口それ自体を示している。
「避難口誘導灯」とも言われている。
まだある非常口マークのあれこれ
なぜ緑なの?
非常口マークはなぜ緑なのかというと、火災時に炎の色である赤と照らし合わせて
最も視認性が高い色が緑であるため。
ちなみにこのマークはISOに採用されており世界標準。
人型の向きに意味はあるの?
“白地ベース”・避難口誘導灯については導入された当初はすべての人型は左向きであった。
現在では直感的に非常口への方向を示すため、人型を左右反転させて、非常口の方向に向かうように表示される。
ただし、左右両側矢印の場合は、原則に戻り人型は左向きとなる。
まとめ
普段何気なく目にする「非常口マーク」にこんな違いがあるとは知りませんでした。
しかし、こういった些細な点でも知っていると知っていないで、災害時に大きな結果の違いを生み出す可能性があります。
願わくば、“NV食品”も持っていると持っていないで違いが生じる程の商品でありたいものです。